そして、もう一つ。

自然状態を壊す事は自然破壊の第一歩には違いありません。
けれども、適用された計画が人も含め、生き物にとって、以前より優れた環境になるのなら、一方で自然破壊ではあっても、環境破壊にはなっていないという思いです。

視線を超えた、感性が重要です。

人間・経済・環境は三位一体にあると言え、これらを見据えた社会構造への転換は、今を生きる我々に課せられた、急務であるかもしれません。

ランドスケープ・プランニングとしてのテーマは、人も含め生き物が係われる、最適環境を自然の素材を用いて提供していくビジネスであると考えています。

私たちは、色々なヴィジョンに立った意見を融合させ、噛み砕いて、フレキシブルに対応を図り、バランスのとれた現実的なプランの提供を目指しています。

自然環境は一人一人の思いは違うものの、人の心に、原風景として根付いています。
未来に向け巣立っていく幼児・子供たちの原風景。

そして、多くの人々にとっては、望郷の琴線に触れることができる作品を目指し、デザイン性はもとより、内容や機能を充実させ、ランドスケープを通した役割の中で、環境問題対策の具現化を図っていき、時代の要望に貢献していきたいと考えています。