宇都宮の中心部から、東へ9ｋｍに位置する高台に、UＲ都市機構で整備する、住宅地宇都宮テクノポリスセンター「ゆいの杜」があります。
計画人口13,000人の大規模なニュウータウンです。
その街中に息吹をもたらす、8箇所の都市公園が計画されてます。
私たちは、これら公園のデザインと計画をさせていただきました。
ここでは北端に位置する1号公園「テクノもみじ公園」について、実現に至る過程をお話します。
宇都宮テクノポリス地区内 街区公園1号 （2,766㎡）
ⅰ 現地の特色
- 地域の北端に立地する公園
- 北側に那須連山が眺望
- 自然の原野が広がる周辺環境
ⅱ 設計思想
誘致圏の住民はもとより、中央からの住民を誘致できる魅力ある自然型の公園を目指しました。
コンセプト 「雄大に開かれた眺望公園」 
- 眺望広場を当公園の目玉として計画
- 「らしさ」をイメージする展望デッキの導入
- 展望広場を中心に東側に階段、西側にスロープを設け各広場との連携
- 人々の観賞の場に寄与
内部は自然と触れ合える芝生広場や、レンゲツツジの群落を形成させ、春の風物詩を考えました。
西側はワイルドフラワーによるお花畑を形成させ、広がりのある景観を演出させました。
また、鉄塔の存在を緩和する目的で樹木を西方向に散りばめ、ケヤキやモミジを植栽し、遠方との景観となじむよう借景効果を狙いました。
周辺景観とマッチした 修景を意図し、以下のような自然型の樹種を採択しました。
高中木：季節感 サンシュ（春）モミジ・ケヤキ（秋）ソヨゴ（冬）
低木：季節感 ワイルドフラワー・キリシマツツジ・ヤマツツジ・レンゲツツジ・クルメツツジ・レンギョウ・ウツギ・オオムラサキ・サツキ（春）アベリア（夏））アセビ（冬）
| 構想 | 敷地計画 | |
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| 基本計画 | イメージ図 | |
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| テクノもみじ公園 | すべり台 | |
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| 展望広場 | ワイルドフラワー | |
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Notes
・テクノもみじ公園碑
・平成21年3月30日完成
